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『ピアノ・アドベンチャー』と『シニア教本』のルーツが同じだった?

音楽は万人のものである

というロバート・ペース教授の考え方が、私のシニア指導メソードの根本にあります。

ペース先生との出会いが無ければ、「趣味で楽しむピアノ・レッスン」シリーズは生まれていなかったでしょう。



20年以上も前、私はペース先生のサマーセッションを、4週間位にわたりコロンビア大学で受けていました。 

全テキストを学びますが、幼児用テキスト「モペット」の指導法の授業の時です。

絵しか描かれていないページを見て、「子どもにどう音楽を教えるか?を考えて発表する」という課題が全員に出ました。

自分がどんな発表をしたかは忘れましたが、少し離れた席の「ナンシー」という女性が、「クワックワッ」など動物の鳴き声を入れた替え歌で、とても楽しいレッスン展開を発表したことを覚えています。


最近、日本で「ピアノ・アドベンチャー」というテキストが人気ですが、著者名がナンシー。

もしや……? と思い調べてみると、案の定、ナンシーはコロンビア大学のペース先生のサマーセッションに参加していて、今のご主人ランディ・フェイバーさんと出会ったのもコロンビア大学とのこと!
http://www.pianoteaching.com/about/pdf/KeyboardComp-Aut06-p56-61.pdf

顔も……。ああっ、あのナンシーさんだ☆

「ピアノ・アドヴェンチャー 」のナンシーさんも、「趣味で楽しむピアノ・レッスン 」の私も、
同じ教室で同じペース先生の指導法を学んでいたとは……!



「子ども向けテキスト」と、

nancy1.jpg + nancy2.jpg
    (教本 + ライティングブック)


「シニア向けテキスト」と、

moto1.jpg
 + moto2.jpg
    (教本 + ワークブック)


一見、正反対ですが、その根底に流れる大きな考え方は、実は一緒なのかもしれません。