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『枯葉』を、シニア生徒さんに弾かせても大丈夫?

初心者マークを、「枯葉マーク」と呼ぶ人がいて、イメージが悪い!と、
「四つ葉のクローバー」に変わったのは何年前でしょうか。

私も、シニア生徒さんが最初に弾く曲は『よろこびの歌』にしました。 
よろこび……明るく、おめでたいイメージですね♪

1曲目から「別れの曲」「枯れ葉」などでない方がよいと思ったのです。

でも、習って何年もたつと、曲名などにとらわれず、
良い曲は「素敵!」と感じるし、
素敵な曲は「弾きたい!」と思われるようです。

今、何人かのシニア生徒さんたちが
趣味で楽しむピアノ・レッスン レパートリー 月光』から『枯葉』を練習しています。 

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「曲について、調べておいてください。」という課題が出ていました。

映画の挿入歌としてフランス語で歌ったイブ・モンタンの枯葉、
英語バージョンのエディット・ピアフの枯葉、
ジャズ風の編曲でよく演奏される枯葉、
……人それぞれ、イメージは色々。

あるシニア生徒さんは、歌詞の日本語訳を調べてくださいました。
ある訳詞の最後は、こうなのだそうです。

海は、砂の上の、別れた恋人たちの足跡を消し去ってしまう

おおっ!
……と、思わず皆さんからあがる声。 

枯葉が、「恋の虚しさや「人生の秋」にも通じるからこそ、心に深く染みるのですね。 

単に、「4度進行の練習によい曲」「枯葉が舞い落ちる様を表した曲」と思っていた私は、恥ずかしく思うと同時に、
この曲がずっと人々から愛されてきた理由がわかりました。


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